Category: Health & Fitness

ワセリンをスキンケアに活用しよう！

- August 10, 2022 - arecent

ワセリンは、石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製した油性のエモリエント成分で、医薬品として使われることもあります。ワセリンについて詳しく知って、上手にスキンケアに取り入れたいですよね。そこで今回は、ワセリンの種類と効果についてご紹介します。 ワセリンの種類 ワセリンの種類は純度によって決まり、純度の低い順から、黄色ワセリン→白色ワセリン→プロペト→サンホワイトの4種類があります。 黄色ワセリンは、不純物が残り黄色味を帯びているものです。医薬品ではなく医薬部外品扱いです。肌の弱い方でなければ使用しても問題はありませんが、不純物が肌トラブルを引き起こす原因になる場合もあるので、赤ちゃんや高齢の方、エイジングケア世代の方、敏感肌など肌の弱い方にはおすすめできません。 白色ワセリンは、石油から不純物をほとんど取り除いたものです。白色ワセリンの中でも、主に医療目的で使用される第3類医薬品と、主に美容目的で使用される医薬部外品の2種類があります。白色ワセリンは黄色ワセリンと比べて肌トラブルを引き起こす可能性は低いですが、中には肌に合わない方もいるので注意しましょう。 プロペトは、白色ワセリンよりさらに精製度を高めたもので、第3類医薬品に分類されています。精製度が高く不純物の心配がほとんどないことから、皮膚の薄いデリケートな目元など眼科用のワセリンとしても使用され、副作用の心配はほとんどありません。 プロペトよりもさらに高精度なワセリンがサンホワイトで、医薬部外品です。ワセリン特有のベタつきが少なく、伸びがよいことも特徴で、赤ちゃんや敏感肌の方、エイジングケア世代の方、やけどでダメージを受けた皮膚にも使用できます。 ワセリンの効果 肌の一番外側にある表皮の角質層は、肌内部の水分の蒸発を防ぐ作用があります。しかし、加齢などの影響によってバリア機能は衰え、乾燥肌の原因になります。そこで、ワセリンを塗布すると、皮膚表面にパラフィンの膜を張り、角質層の水分蒸発を防ぐことで、保湿効果が発揮され、乾燥肌を防ぐことができます。だから、乾燥が原因の肌悩みのケアに使えます。 また、もともと角質層のバリア機能が肌を外部刺激から保護していますが、バリア機能が低下すれば刺激にも弱くなるので、ワセリンを塗ることで、外部の刺激から肌を保護することができます。 保湿や肌の保護以外でも、化粧品の感触をよくする目的で、乳液や保湿クリームなどに使用されることもあります。 保湿材としてワセリンを使う場合は、普段の顔のスキンケアの最後にワセリンを塗布することで、水分の蒸発を防いで乾燥対策をすることが可能です。 塗りすぎると不快感があるので、適量を手にとって、体温であたためながらよく伸ばすと使いやすいです。目元や口元など乾燥しやすい部分や、特に乾燥が気になる箇所だけに使用するのもよいでしょう。入浴後や外出前、肌の乾燥が気になった時に塗ると、肌の乾燥を防ぐことができます。 また、乾燥しやすいパーツである唇のパックにワセリンを使うこともおすすめです。洗った清潔な手でワセリンを手に取り、唇にたっぷりと塗り込みます。塗り終わったら軽くラップをして10分程度放置すると、潤いのある唇になります。 さらに、ワセリンは爪の保湿やささくれケアにも使えます。ほかにも、毛髪や頭皮、眉毛のケアにもおすすめです。 まとめ ワセリンは基本的には安全で使いやすい成分なので、その種類、期待できる効果や使い方、はたらきの限界などをよく理解し、上手にスキンケアに取り入れてみましょう。

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ビタミンC誘導体配合の化粧水を使用する女性

エイジングケアに効果的なビタミンC誘導体のメリットとは？

- June 12, 2022 - arecent

最近、よく耳にする「ビタミンC誘導体」。SNSなどでもビタミンC誘導体配合の化粧水をうたったスキンケア用品がたくさん発売されています。 みなさんは、ビタミンC誘導体配合の化粧水を使ったことがありますか？もしくは、今使っている化粧水にビタミンC誘導体が配合されていますか？ 実は、ビタミンC誘導体はエイジングケア世代さんにとてもおすすめの美肌成分となっています。ということで今回は、 ・まだビタミンC誘導体配合の化粧水を使ったことがない ・そろそろエイジングケアを始めていきたい という方のために、ビタミンC誘導体化水のメリットについてお話しします。 ビタミンC誘導体とは？ そもそも、ビタミンCとビタミンC誘導体の違いをご存じですか？ 美容マニアの方であればご存じだと思いますが、まだまだ美容知識がない！という方であれば、「いまいち分からない」という方の方が多いと思います。 ビタミンCはからだの細胞を保護し、活性酸素の害を減らすはたらきがあります。そして、コラーゲンを作るサポートのはたらきなどもあります。 しかし、還元作用（自分が身代わりとなって酸化することにより、他成分が効果を発揮）があるので、結局お肌の中まであまり浸透しないまま、酸化して活力を失ってしまいます。 そこで、美容界で目をつけられたのが、「ビタミンC誘導体」です。ビタミンC本来の力を化粧品で発揮させるために加工したものです。 ビタミンC誘導体にすることで、皮膚の中まで誘導体のまま浸透していき、体内の酵素によってビタミンCに戻り、本来の力を発揮することが出来ます。 ビタミンC誘導体のメリット ビタミンC誘導体には、美肌をキープすることや美白作用、エイジングケア効果にも期待抜群の成分です。 ・美白作用 ・ニキビ予防、ニキビ跡ケア ・ターンオーバーの正常化をサポート ・毛穴の引き締め、毛穴の詰まり改善効果 などがあげられます。 美白作用 ビタミンC誘導体には、メラニンを作る働きを抑える作用と、すでに発生してしまったメラニン色素を還元して、メラニンの色素沈着を防ぐ作用があります。 だからシミを予防する美白作用があります。 ニキビ予防・ニキビ跡ケア ビタミンCには皮脂コントロールをして、皮脂栓から分泌する過剰な皮脂分泌を減らして、ニキビを予防します。また、昔できてしまったニキビの跡ケアにも効果的です。 しかし、皮脂分泌を抑制する働きがあるので、逆に乾燥肌にさせてしまう可能性があるので、敏感肌さんや乾燥肌さんは使用時には注意が必要です。 ターンオーバーの正常化をサポート ビタミンC誘導体は紫外線やストレスで発生してしまう活性酸素を還元作用で少なくすることが出来ます。 活性酸素が過剰になると、お肌の細胞やコラーゲンなどお肌には必須の成分を破壊してしまいます。 だからビタミンC誘導体が血行促進をして、ターンオーバーを正常化することを助けてくれます。これはエイジングケアにつながります。 …

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毛穴が気になる女性

毛穴悩みの種類

- May 14, 2022 - arecent

顔や鼻の毛穴に悩んだことありませんか？若い世代からエイジング世代まで幅広い年齢の女性の肌悩みの一つになりがちな毛穴。 実は、若い世代の悩む毛穴とエイジング世代の悩む毛穴は、種類が違うものだということを知っていますか？ そこで今回は、毛穴悩みの種類について、年齢別になりやすい毛穴の種類と、その症状や原因をご紹介致します。 毛穴とは？ 医学的に毛穴全体の組織を「毛包（もうほう）」といい、出口は、「毛孔（もうこう）」といいます。これが皮脂腺の出口であり、いわゆる毛穴です。この毛穴が開いたり黒ずんだりすることで、目立つ毛穴になります。 毛穴は、皮脂腺と一体となって存在しますが、その発達のレベルによって3つに分けられます。 ① 脂腺性毛包 顔に最も多くあって、胸やデコルテ、背中の上部にある毛穴です。皮脂腺は発達していますが、毛は細く短いことが特徴です。皮脂を大量につくり出すことが大きな役割です。 私たちのお肌悩みになるのは主にこの種類の毛穴です。 ② 軟毛性毛包 数は少なく、皮脂腺も小さく、毛も短い産毛（うぶげ）が生える毛穴です。 ③ 終毛性毛包 頭皮やひげなどの毛穴で、そこに生える毛が太く長いことが特徴です。一方、皮脂腺は小さく数も少ないことが特徴です。 肌悩みの毛穴の種類と対処法 ① 詰まり毛穴 皮脂、角質、汚れが混ざり、角栓ができてしまった毛穴です。放置すれば、角栓が大きくなってニキビを発症することがあります。 角栓の除去を考えると刺激の強い毛穴パックをしてしまった方もいらっしゃるかと思いますが、これは避けましょう。 肌に優しいクレンジング料や洗顔料を使い、余計な刺激は与えないようにしましょう。 ② 黒ずみ毛穴 皮脂やメイクが酸化して、茶色くなった状態で角栓に詰まっている毛穴です。鼻に黒ずみ毛穴がある場合は、「いちご鼻」と呼ばれます。 メイクが過剰で皮脂が酸化しやすい原因をつくっていないか？夜のスキンケアでクレンジングを怠っていないか？を見直してみてください。 また、洗顔料はクレイなど毛穴の汚れを吸着する成分を使うのがお勧めです。 ③ 開き毛穴 皮脂の分泌量が多く、毛穴が丸く開いて目立ってしまうタイプです。Tゾーン、特に鼻や鼻の周りでよく目立ちます。 …

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